運営は生産モニタリングソフトウェア企業のTEEPTRAK SASです。購入は一切不要で、どのシステムを使っている工場も、何も使っていない工場も、同じルールで評価されます。
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Factory Excellence Index

評価方法

スコアを決めるものはすべてここで公開しています。ルールに異論がある場合も、それが貴工場にどう影響するかを正確に確認できます。ご意見もぜひお聞かせください。

インデックスが測るもの

このインデックスが測るのはマネジメント実践です。つまり、工場がロスを把握し、それに対応し、改善するために使っているルーティン、手法、基盤です。生産量、OEE(設備総合効率)、コスト、品質の結果を直接測ることはしません。それらは製品構成、設備の年数、業種、受注状況など、工場長がコントロールできない要素に左右されるからです。

実践は先行指標です。実践が強くOEEが低い工場はたいてい良くなり、OEEが良く実践が弱い工場はたいてい少しずつ崩れていきます。結果がまだ追いついていない段階でもインデックスで高いスコアが出ることがあるのはこのためで、その逆も起こります。

このインデックスは1つの拠点を対象に設計されています。複数の工場を持つグループは拠点ごとに診断します。共通の定義など、グループレベルの実践は個々の質問の中で捉えます。

6つの柱

30問は、5問ずつ6つの柱に分かれています。6つの柱の重みはすべて同じです。

柱対象範囲
パフォーマンスの見える化ロスの捉え方、ラインが遅れに気づく速さ、パフォーマンスの統一定義、数字への信頼、誰が数字を見ているか。
日常管理と直のルーティン階層別の会議、直の引き継ぎ、ラインの目で見る管理、エスカレーションルール、リーダー標準作業。
ロス・停止の問題解決ロスの優先順位づけ、根本原因の分析手法、対策の効果確認、保全と生産の連携、段取り替えとチョコ停。
改善の仕組み改善の組織化、アクションの完了、作業標準、効果の検証、定着。
人と現場の主体性スキル管理、作業者の参画、班長の育成、称賛、現場の声を聴くこと。
データと接続の基盤設備の接続、基準データ、システム連携、データアクセスのルール、現場の基本的なサイバーセキュリティ。

観察できる回答基準

各質問には5つの回答があります。どの回答も観察できることを記述しているため、同じ工場の2人が同じラインを歩けば、同じ回答を選ぶはずです。「そう思う/そう思わない」という尺度はなく、良い意図に点を与える回答もありません。

回答1は実践がない状態、回答5は実践が標準化され、確認され、広がっている状態を表します。その間の段階は意図的に等間隔にしていません。3から4に上がるとは、通常、書面化されている実践が、プレッシャーのかかる場面でもすべての直で使われる実践になることを意味します。

迷ったときのルール

2つの回答が当てはまるように思える場合は、低いほうを選んでください。回答が有効なのは、それがすべての直(シフト)で、かつボトルネックラインで成り立っている場合だけです。これは検証で審査員が確認する点でもあります。

スコアとレベル

各回答は1〜5点です。FEIスコアは(平均回答 − 1)÷ 4 × 1,000で、整数に四捨五入します。すべて1と回答した工場は0点、すべて5と回答した工場は1,000点になります。各柱についても、その5つの回答から同じ0〜1,000の尺度で指数を算出します。

スコアレベルひと言で
0〜1991 事後対応型パフォーマンスは記憶と直近の危機をもとに管理されている。
200〜3992 認識型一部のロスは測定され、いくつかのルーティンもあるが、データは遅れ、手法はばらつく。
400〜5993 体系化型定義、ルーティン、手法が書面化され、直の中で守られている。
600〜7994 先手型ロスは1時間以内に見え、対策は検証・標準化されて定着している。
800〜1,0005 卓越型信頼できるリアルタイムデータでシステムが動き、実践がライン間・拠点間に広がっている。

最弱の柱ルール。 総合レベルは、最も弱い柱のレベルを1段階までしか上回ることができません。スコアが650でも、最も弱い柱がレベル2にある工場は、理由を説明する注記とともにレベル3と表示されます。マネジメントの仕組みの信頼性は、最も弱い部分で決まります。信頼できないデータで動く優れたルーティンも、誰も行動に移さない優れたデータも、レベル4の成果は生みません。

プロファイルパターン

スコアに加えて、レポートは回答の形を見て、当てはまるパターンがあれば最もよく合うものを示します。5つのパターンは次のとおりです。

  • ルーティンは強いが、データが見えていない:会議や問題解決の仕組みはあるが、遅れた、あるいは部分的な情報で動いている。
  • データは豊富、ルーティンは手薄:ロスは見えているが、見えていることがまだタイムリーな行動につながっていない。
  • 火消し型:エネルギーの大半が事後対応に費やされ、日常管理にリズムがほとんどない。
  • 定着しない改善:プロジェクトは始まるが、成果が元に戻る。
  • バランスのとれた基盤:6つの柱すべてが同程度のレベルにある。

各パターンには、その状況にある工場で最も早く成果が出やすいところを示す短い説明がついています。

最も大きな3つのギャップと90日アクション

レポートは最も弱い3つの柱を取り上げ、それぞれの中で回答が最も低い質問を選びます。その3つのポイントについて、現在の回答から次の回答へ進むためのアクションを示します。アクションは、多くの工場がすでに持っているリソースで90日以内に実行できる具体的な行動として書かれています。

モデルのすべてのアクションは各柱のページで公開しているため、チームは実践ごとに、レベル1からレベル5までの道筋全体を読むことができます。

比較グループとベンチマーク

十分な数の工場が回答すると、レポートには、同じ地域、同じ業種、同程度の規模の工場と比べた貴工場の位置も表示されます。比較が表示されるのは、比較グループに異なる3社以上の、少なくとも5工場が含まれる場合だけです。それまでは、ひと握りの工場と比較するのではなく、その旨をはっきりと記載します。

ベンチマークは常に集計値です。OEEや直行率などの比率については範囲だけをお聞きし、数量、生産能力、価格をお聞きすることは一切ありません。また、公開される数値から工場や企業が特定されることはありません。これらのルールは、企業間の情報交換に関する競争法上の指針に沿ったものです。

自己診断から検証へ

自己診断は誠実なものですが、裏付けはまだありません。レベル3以上の工場は検証を申請できます。いくつかのエビデンスを共有し、審査員2名と45分間のビデオ面談を行い、審査員は回答を実際に見たものと照らし合わせます。検証後のスコアは、上がることも下がることもあります。

検証済みの工場は、希望すれば公開の登録簿に掲載でき、所属リーグでの表彰の対象となります。

バージョン管理と見直し

これは2026年9月に公開したモデルのバージョン1.0です。質問、回答、重みは、年1回、審査員会とともに見直します。モデルが変更されても、レポートは作成時のバージョンを保持するため、工場の進歩は同じ条件で比較されます。

評価方法へのご意見は、info@factoryexcellenceawards.comまでお寄せください。すべての変更とその理由をこのページで公開します。

よくある質問

なぜ6つの柱の重みはすべて同じなのですか?

どの柱も単独では機能しないからです。重みを均等にすることで、モデルを手計算で確認しやすく保てます。また、最弱の柱ルールにより、強い領域が弱い領域を覆い隠すことを防いでいます。重みは、十分な検証データが集まった時点で審査員会とともに見直します。

スコアがどう計算されたかを確認できますか?

はい。レポートには各質問への回答と柱の指数が一覧で表示されます。このページの計算式を使えばスコアを自分で再計算でき、オフライン版のExcelキットも同じ計算を見える数式で行っています。

OEEが高いとスコアは上がりますか?

いいえ。任意で入力するOEEの範囲は、集計ベンチマークの作成にのみ使われます。スコアは30の実践に関する質問だけで決まります。